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漢方

漢方薬の守備範囲

2026.09.08

最近、男性の湿疹に、逍遥散(しょうようさん)を基本とした処方を使う機会がありました。 逍遥散というと、婦人科系の漢方薬という印象が強いかもしれません。普段、私も女性のご相談で使うことが多い処方です。 ...

水の行方 ― 五苓散はむくみの漢方?

2026.08.17

暑い日が続いています。「こまめに水分・塩分を補給しましょう」。 この時期になると、よく聞く言葉です。もちろん大切なことですが、水は飲めばそれで終わり、というわけでもありません。 飲んだ水は、そのあと...

「理解しているのに苦しい」― ASDの方との相談から考えたこと

2026.06.29

以前、ASD(自閉スペクトラム症)の方からご相談を受けたことがあります。 ASDは一人ひとり特性が異なりますが、気になったことから意識を切り替えることが難しかったり、自分なりに納得できるまで物事を考え続け...

竜骨・牡蛎

2026.05.23

竜骨・牡蛎は何を「鎮める」のか

漢方には、「重鎮安神(じゅうちんあんしん)」という言葉があります。 精神の高ぶりや神経の興奮が上へ浮き上がっているような状態を、重みをもって鎮め、落ち...

胸脇苦満とは何か|柴胡剤が選ばれる理由を臨床的に考える

2026.05.07

胸脇苦満とは何か

「なんとなく胸のあたりが詰まる」「深く息が入らない」――こうした感覚に心当たりはないでしょうか。 胸脇苦満(きょうきょうくまん)とは、みぞおちの横から脇腹にか...

小児の自律神経の不調をどう捉えるか

2026.04.06

小児のご相談では、不眠や不安の強さ、落ち着きのなさ、緊張した場面での腹痛など、自律神経の不調をうかがわせる訴えが中心です。 また、はっきりとした診断を受けていない場合や、原因がわからない場合、家庭でど...

漢方を「運動学」として考える

2026.01.26

臨床で感じる違和感 日々、臨床に向き合っていると、ある種の違和感にぶつかることがあります。 病態(理屈)としては合っている。証(分類)も間違っていない。 それでも、処...

方証相対

2025.12.15

12月も中旬にさしかかり、冬本番の寒さとなってきました。この時期に多く寄せられるご相談の一つが、夜間頻尿です。 「八味地黄丸を飲んでいるけれど、一向に効果を実感できない」そのようなお声を、多く耳にしま...

温病

2025.06.20

最高気温が 35℃ を超える猛暑日が続き、6月とは思えない厳しい暑さになっています。熱中症とみられる救急搬送も真夏並みに増えており、異例の状況が続いているようです。 夏の強い暑さによって過度に汗をかき...

漢方薬と腸内細菌

2025.04.02

西洋薬の多くが化学合成による“ひとつの成分”で構成されているのに対し、漢方薬は複数の天然由来の生薬からなる、まったく対照的な姿をしています。 そして、この違いは吸収の仕組みにも現れます。 西洋薬は主...

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