奥田漢方では、効能は高いが煎じる手間がかかるといわれている煎じ薬を、簡単にお飲みいただけます。
「煎じ代行サービス」として店内で煎じますので、お客様がご自宅で煎じる必要がありません。
【漢方薬の「顆粒」と「煎じ薬」の違いについて】
漢方薬といえば、医療機関やドラッグストアなどで見かける顆粒や錠剤のものをイメージされる方が多いと思います。
この顆粒の漢方薬は煎じ薬を、濃縮、乾燥、粉末化することで、携帯に便利で飲みやすい製剤にしています。
しかし、煎じ液から水分を除去する工程で、揮発性の有効成分の多くが失われてしまい、本来の効能が十分に発揮されないこともあります。
またのみやすい製剤にするために添加物が必要となり、まれにアレルギーを起こす方もいらっしゃいます。
一方、漢方薬本来の伝統的な飲み方である煎じ薬は、天然の生薬を水から煮だしており、効能を余すことなく引き出せます。
最も有効成分の含有が高く、添加剤を含まないため、より効果的で安全であることが特徴です。
しかし、毎日約60分生薬を煎じる手間がかかります。
また火加減、煎じ時間、または水分量によって、出来上がる煎じ液の品質が変わってくるため、「効き目のばらつき」が出てしまいます。

